目次
ホーチミンは、アジアの中でも「飲み物の選択肢」が圧倒的に豊富な街です。
ベトナム料理はよく知られていますが、実はベトナム人の日常にあるドリンクには旅を深く楽しくする要素がたくさん詰まっています。
この記事では
**・味の特徴
・どこで飲めるか
・どんな時に美味しいか
・ベトナムでの流通度
・旅行者向けのアドバイス**
の5点を軸に、できるだけ解像度高く解説していきます。
1.ベトナムコーヒー(Cà phê)完全ガイド
ベトナムコーヒー(Cà phê)
ベトナムは世界有数のコーヒー生産国で、特にロブスタ種の強い苦味・濃厚さが特徴。フィルターでゆっくり抽出するため香りが濃く、甘い練乳との相性が驚くほど良い。
どこで飲める?
ローカルカフェ、チェーン店、高級ホテル、路上カフェ、食堂、コンビニ。
どんな時に美味しい?
朝の目覚まし、午後のクールダウン、散策中の休憩。
流通度:★★★★★(ホーチミンの基礎ドリンク)
旅行者アドバイス
砂糖なしは “không đường”、ミルク少なめは “ít sữa”。
ブラックコーヒー(Cà phê đen / Cà phê đen đá)
苦味と香りがしっかり残る。
氷入り(đen đá)はくらくらする暑さの午後に最高。
練乳入りコーヒー(Cà phê sữa / Cà phê sữa đá)
「甘い × 苦い」が完成された一杯。
初めての旅行者がハマる率が高い王道コーヒー。
ミルク多め(Bạc xỉu)
コーヒー初心者向け。ミルクの甘さが前に出る。
エッグコーヒー(Cà phê trứng)
卵黄+砂糖+ミルクのクリームを重ねたスイーツ系コーヒー。
濃厚で、コーヒーが苦手な人でも楽しめる。
ココナツコーヒー(Cà phê cốt dừa)
ココナツの甘さとコーヒーの苦味の融合。
暑いホーチミンで飲むと背徳的なうまさ。
塩コーヒー(Cà phê muối)
甘しょっぱいクリームが特徴。
ここ数年、若者向けカフェを中心に人気が爆発。
2.ティー系ドリンク(Trà)完全ガイド
氷入りお茶(Trà đá)
ベトナムのローカル食堂では必ず出てくる“日常の味”。
緑茶と麦茶の中間のような薄さが逆によい。
どこで?:食堂・屋台・カフェ
どんな時?:食事中、喉の渇きに
流通度:★★★★★
カラマンシー入りライムティー(Trà tắc)
ライムより風味が強く、酸味と甘みの調和が絶妙。
特に油っこい料理の後の爽快感がすごい。
どこで?:路上ドリンク屋、ローカルカフェ
流通度:★★★★★(若者にも大人にも人気)
レモンティー(Trà chanh)
紅茶ベースで、通り沿いカフェの“ながら飲み”に最適。
どこで?:路上カフェ、若者向けスポット
流通度:★★★★
ミルクティー(Trà sữa / Trà sữa trân châu)
タピオカ文化はベトナムの若者に深く浸透。
日本より店数が多いレベルで、ベトナムの生活を象徴するドリンク。
どこで?:専門店(Gong Cha, KOI Thé, Tocotoco ほか)
流通度:★★★★★
アドバイス:甘さ(đường)・氷(đá)調整必須。
3.ローカル屋台ジュース完全ガイド
ココナツ水(Nước dừa)
自然な甘さ+爽快感で、歩き回った日の身体をリセット。
氷あり・なし選べることが多い。
どこで?:屋台、食堂、海鮮屋
どんな時?:真昼の暑い時間帯
流通度:★★★★★
サトウキビジュース(Nước mía)
屋台でローラーに通して皮ごと圧搾。
砂糖水の甘さではなく“果実の甘さ”が魅力。
カラマンシー(tắc)を入れると後味が爽やか。
どこで?:路上屋台
流通度:★★★★
アドバイス:ローカル寄りのエリアほど専門屋台が多い。
ツボクサジュース(Rau má)
青汁に近い“草系の味”だが、ベトナムでは健康飲料の定番。
ミルク入り(Rau má sữa)が飲みやすく初めての人に最適。
どこで?:ジュース屋、健康系ローカル店
流通度:★★★★
ハーブドリンク(Sâm)
黒糖+薬草の甘いドリンク。
後味がすっきりして胃が軽くなる感じがある。
どこで?:ローカル食堂、屋台
流通度:★★★
梅ジュース(Nước mơ)
日本の梅ジュースと似ており、旅行者の間で密かに人気。
氷たっぷりの冷えた一杯は、甘酸っぱさが心に沁みる。
どこで?:家庭料理系食堂、ローカルカフェ
流通度:★★★(見つけたら飲むべきレア枠)
4.フレッシュジュース(Nước ép)果物別・徹底解説
どの果物も、屋台で搾りたてを飲める国は珍しい。
ホーチミンでは“生絞りジュースが日常”という贅沢さが味わえる。
オレンジジュース(Nước ép cam)
ベトナムのオレンジは日本より酸味控えめでまろやか。
生搾りは香りがよく、氷で冷やすと驚くほど飲みやすい。
どこで?:全ジュース屋台
流通度:★★★★★
アドバイス:砂糖なし(không đường)も美味しい。
ライムジュース(Nước ép chanh)
酸味が強いが、砂糖を足すと爽やかバランスに。
汗をかいた日の“身体が求める味”。
どこで?:食堂・ジュース屋台
流通度:★★★★★
パイナップルジュース(Nước ép dứa)
濃い甘味とさっぱりした酸味の名バランス。
果肉感がそのまま味わえる屋台の生搾りが最高。
流通度:★★★★★
グァバジュース(Nước ép ổi)
ベトナムではメジャーなフルーツ。
とろみがあり、味も香りも濃厚で“フルーツ感”が強い。
流通度:★★★★
旅行者アドバイス:好き嫌いが分かれるが挑戦する価値あり。
スイカジュース(Nước ép dưa hấu)
軽くてゴクゴク飲める。暑い日に最も喉を潤すタイプ。
流通度:★★★★★
リンゴジュース(Nước ép táo)
シンプルで飲みやすい。ジュース専門店の安定メニュー。
流通度:★★★
5.スムージー(Sinh tố)果物別のしっかりガイド
スムージーは“飲むデザート”。
甘さ・濃厚さ・果物の香りが混ざる、ベトナムらしい贅沢ドリンク。
マンゴースムージー(Sinh tố xoài)
濃厚で香り高く、満足度が一番高い。
マンゴー天国ベトナムだからこそ出せる濃さ。
流通度:★★★★★
パパイヤスムージー(Sinh tố đu đủ)
甘くて爽やか。朝にも飲める軽めの仕上がり。
流通度:★★★★
アボカドスムージー(Sinh tố bơ)
濃厚でクリーミー。ホイップのような“飲むスイーツ”。
流通度:★★★★
アドバイス:練乳多めの店が美味しい。
ココナツスムージー(Sinh tố dừa)
ココナツ好きにはたまらない甘さと香り。
デザートとして完成度が高い。
流通度:★★★★★
サポチェ(Sinh tố sapoche)
ベトナム特有の果物。チョコ風味があり、甘みが強い。
他の国ではほぼ飲めない貴重なスムージー。
流通度:★★★
ドラゴンフルーツ(Sinh tố thanh long)
ピンク色が鮮やか。味は軽めで飲みやすい。
流通度:★★★★
バナナ(Sinh tố chuối)
満腹感が高く、朝食代わりにもなる。
流通度:★★★★
6.スイーツ系ドリンク
ヨーグルト氷(Sữa chua đá)
甘酸っぱいヨーグルトに氷を混ぜ、デザートに近い。
重くないので食後にちょうど良い。
どこで?:ローカルカフェ
流通度:★★★
チェー(Chè)
ココナツミルク+豆+ゼリー+フルーツの甘味。
“飲むスイーツ”というより“具沢山スイーツ”に近い。
どこで?:チェー専門店、路上屋台
流通度:★★★★★
7.コンビニで買えるベトナムの定番ドリンク
スティング(Sting)
真っ赤なベトナムのエナジードリンク風炭酸。
強烈に甘いが、それがまたクセになる。
流通度:★★★★★
甘い豆乳(Sữa đậu nành)
夜食や軽い飲み物としても人気。
日本の豆乳より甘めで飲みやすい。
流通度:★★★★★
ペットボトル茶(Trà đóng chai)
ローカルブランドが多く、食堂でもよく売っている。
流通度:★★★★★
まとめ:ホーチミンのドリンク文化を知ると旅が深くなる
ホーチミンの楽しみは「料理」だけではない。
朝はコーヒー、昼はジュース、夜は甘いデザートドリンク…
一日の中で飲み物を変えると、街の景色まで変わって見えます。
ドリンクは、その国の生活そのもの。
ホーチミンの飲み物を楽しむことで、旅はもっと豊かになります。
