ベトナム在住14年にして気がついたホーチミンのおみやげ選び

2025年9月16日更新

ホーチミンのおみやげ、なに買いますか?

ホーチミン在住14年目のスギモトです。

この14年の間、1年に平均3回くらいは帰国したような気がします。

40回くらいは帰国しているのかもですね。

ベトナム在住14年にして気がついたホーチミンのおみやげ選び

2012年の9月23日公園でのイベント

帰国すると、両親やきょうだいといった家族のほか、

  • 中高時代の地元の友人
  • 大学は自宅通いだったため、大学時代の友人
  • 現在の仕事のパートナー、お客様
  • 東京での会社員時代の同僚や先輩
  • すでに帰国したホーチミンでの友人

など、いろいろな方にお会いすることになります。

そして、そのたびにベトナムを、ホーチミンを少しでもアピールするために様々なお土産を買ってきました。

めちゃくちゃ気に入ってもらえたものもある一方、全然受けが良くなかったもの、狙ってすべったものなど、反応も様々でした。

今回はそんなお土産をよかったものも、いまいちだったものも思いつく限り全リストアップしてみます。

あんまり残るものをお土産にしないので、食品多めです。

1.定番・安定のおみやげ

まずはベトナム定番のおみやげです。

コーヒー豆

コーヒーといえばベトナムなわけで、基本的には受けもよく、喜ばれます。

ベトナム感も高くて、渡した方の納得感のある表情をいただくことができます。

ただ、コーヒーメーカーがなかったり、挽いたものでないとミルを持ってなかったりするので、コーヒーを家で飲むことがわかっている人にピンポイントのおみやげになっています。

あまいインスタントコーヒー

ベトナム感は高く、パッケージもたいていはベトナムな感じなので、渡したときの受けは良いです。

個人的に好みではないのであまり買いません。

多めの人数のいる会社訪問の予定があったり、10人くらい集まる場所に行く予定があるときに1人ずつちょこっと渡せるのでそういう場合に重宝します。

あまいインスタントコーヒーのベトナムフィルターがついているもの

ベトナムのコーヒーフィルターはだれもが一度は買って、あまり使わないことを知る器具の一つではないでしょうか。

ベトナム在住14年にして気がついたホーチミンのおみやげ選び

ドライフルーツパック

スーパーなどでよく売っているのでつい買ってしまいました。

けっこう量があるわりに、一回開けると食べきらないといけないタイプが多いので、家族向けだったりすると思います。

最近はタイ産のドライフルーツなどもあり、購入の際は注意が必要です。

2.ブランド系だったりする一定の有名なおみやげ

ベトナム知識が少しある人だと知っているみたいなおみやげは、知っている人に渡すととっても受けが良いので、ベトナムいったことがあったりするような人には有名なものをチョイスします。

マルゥチョコレート

いまでは日本でもKALDIなどで販売していると言われるマルゥチョコレートはもちろんおみやげしたことがあります。

ホーチミンではカフェ店舗が10店舗近くあって、クリスマス時期に行ってみたりすると、ケーキみたいなチョコレートがあったりして、心が踊ります。

とはいえ、おみやげでよいのはロゴがしっかり入った板チョコです。

大小2種類あるので、相手を考えながら選ぶこともできます。

マルゥ風チョコレート

マルゥ風のチョコレートはけっこうたくさんブランドがあります。

ブランドによってはフルーツなど色んな味のものがあったり、特徴があるものもありますが、正直、値段も味も素人にはあまりわかりません。

マルゥ知ってて、食べたことありそうだなー、みたいな方にちょっとした変化球として買ったことがあります。

Le Petiteのジャム

ホーチミンではけっこう有名なジャムのブランドです。

ホテルの朝食であるような小瓶があるので、ばらまき土産としても良いです。

機内持ち込みをしようとしたら、持ち込みできなかったみたいでタンソンニャット空港で取り上げられるという苦い経験があります。

タンディン市場のナッツ

タンディンといえばピンク色の教会が有名ですが、その向かいあたりにある大きな市場にある有名な A MOUIというナッツ屋さんで買ったナッツです。

お店の方の接客がとても気持ちよくて、味見やらサービスやらしてくれるのでついつい余計に買ってしまうことで有名なお店です。

ベトナムではナッツはけっこう食べられていて、カシュナッツ、アーモンド、マカダミアナッツなんかがよく売っているみたいです。

タンディン市場のドライフルーツ

同じお店でドライフルーツも売っています。

マンゴーやらパパイヤなどのメジャーなものだけではなく、色んな種類が売っています。

個人的にはやっぱりフルーツはドライ前の方が美味しいので、ドライフルーツを買うことはあまりありません。

ベトナム在住14年にして気がついたホーチミンのおみやげ選び

ここで一旦ある日の昼食です。ボーコーです。

3.汎用性の高いおみやげ

友人などすでに何回かおみやげを渡している人にリピートしても喜ばれるおみやげです。

ちょっとしたものですが、一度知るとまた欲しくなるようなものです。

レモン塩コショウ

個人的安定感 No1のおみやげです。

レモン塩コショウといいますが、実際にはライムらしいです。

友人など、家庭を持っている人がほとんどになってきているので、卓上レモン塩コショウは2回目でも喜ばれます。

どこのスーパーでも売っているので帰国直前でも調達できるのもありがたいです。

ベトナムではいろんなものにレモン塩コショウをつかいます。

実際に使ってみると、ウェイパー並みに本当に何にでも使いたくなるので、食卓にはかかせません。

唐辛子塩コショウ

ベトナムでは主に海鮮料理に使うイメージです。

ベトナムの人はほんとうに辛いものが好きで、チリソースみたいなものをフォーに大量にいれる方もいます。

日本人はそれほど唐辛子は得意ではないので、ちょっとひねったおみやげになります。

ガーリックコショウ

知人に紹介してもらったフーコック島で生産されているコショウをつかったガーリックこしょうです。

なにか危険なものが入っているんじゃないかと思うほど、何にかけても美味しくて、手に入れた当初は何にでも使っていました。

焼いた肉をつけたりするだけではなく、カレーにかけたり、サラダにかけたりしていました。

おみやげにはちょっとパッケージがビニール袋に入れただけみたいな感じだったので、家族向けにのみ買ったことがあります。

どこで買えるかわからなくなってしまったので、おみやげに買えなくなったのが残念です。

本格的な塩

アンナム・グルメマーケットという日本の成城石井やいかりスーパーみたいなところで売っていた粒の粗い塩です。

パッケージも素敵で見栄えもすごく良いのですが、世界生産量1位のこしょうと違って、ベトナム感を説明するのが難しいため、ピンくるおみやげにはなりませんでした。

4.それぞれ理由があって買ったんですよ、なおみやげ

ベトナム在住14年にして気がついたホーチミンのおみやげ選び

おみやげ選び、楽しい半面の悩ましさありますよね

ベトナムの雑誌

メディアがオンライン化する以前はホーチミンにもキオスクみたいな場所があって、新聞や雑誌が売られていました。

全然読めないですが、たまになんとなく買っていたのをおみやげに買ってみたことがあります。

そういうのが好きな人以外には通用しないおみやげでした。

ダラット産のワイン

結婚した知人に会いにタイに行ったときにお祝いとして買いました。

自分がまったく飲めないため、どれがどういうものか全然わからず、予算だけで買った気がします。

サイゴンキッチュのマグネット

ホーチミンの高島屋付近にある有名な雑貨ショップの商品です。

お店の人も良く売れているといっていました。

数人のグループにチョコレートとマグネットとなにか、みたいなセットでおみやげにしました。

特にベトナムをアピールしたい感じのおみやげとしてベトナム感の高い柄の物をチョイスしました。

マムトム

ベトナム3大外国人受けの良くない食べ物の1つです。

エビを発酵させたソースですが、発酵食品としてのニオイがしっかりとあります。

ブンダウマムトムというのは揚げ豆腐をマムトムソースで食べる料理で、専門のチェーン店があるほどベトナム人にはとっても人気があります。

全然食べれるという日本人もいるみたいですが、紫色の液体なので、見た目も良くなく、個人的にはわざわざ食べるほど美味しくはないと言う印象です。

臭いものを買ってきてほしいという特殊なオーダーがあり、おみやげになりました。

ベトナムの発酵豆腐・チャオ

↑のマムトムと同じ経緯でおみやげになりました。

紫の液体、マムトムに比べても見た目が馴染みなさすぎて、どうすればいいかわからなくなる食べ物です。

田舎のドライブインみたいなところに行くと大小さまざまな瓶詰めで販売されていて、何年前変わらない感じで並んでいます。

たしか、バターみたいな感じで食べ物につけて食べるんだと思いますが、普段食べている人を見たことがありません。

サテソース

ラー油みたいなソースです。エビの風味だと思います。

ホーチミンでは日系のスーパーなんかでないとラー油は売っていないので、餃子のためにサテソースを常備しています。

ふつうに美味しいので、おみやげに買っていったことがありますが、なんで?感があったみたいでした。

マンゴー

奥さんの実家にマンゴーを買っていったことがありますが、熟しておらず、食べるタイミングを間違えました。

ベトナムではマンゴーは完熟ではなく、青マンゴーで食べることが多いみたいで、スーパーなんかで買うと割と青いです。

5.知人のおすすめだったりするもの

知人におすすめされてチョイスしたおみやげです。

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知人がオープンしたYUGOCのナッツシリーズ

はちみつ

はちみつはパッケージに花の名前が書いてあったりして、小瓶でセットで買ったりするといいおみやげになります。

ちょっと重くなったりするので、たくさんの人には向いていないですね。

メコンデルタツアーに行ったことがある人だとベトナム感に浸ってもらえますが、そうでない人だとあんまりベトナム感が伝わらないかもです。

ローヤルゼリー?的なもの

勧められて買ってみたものの、自分であんまり説明できないおみやげになってしまいました。

メコンデルタ地域に行くと色んなところではちみつ関連製品が販売されていて、購買欲があがります。

ただ、日本やホーチミンでの値段を知らないため、お得感があるかわからず、購入を迷ってしまいます。

ココナツ石鹸

知人がメコンで仕入れてきたココナツ製品をリパッケージして販売するというビジネスを始めたときにおすすめしてもらいました。

透明な肌色みたいな色でナチュラル感があって、良い感じでした。

香りもココナツ感はそれほど高くはなくて、ほんのりココナツって感じでけっこう好きでした。

ただ最近固形の石鹸って使わないイメージですね。

ココナツ美容液みたいなもの

同じ知人からなにかもあまりわからず持たされました。

ココナツって日本人からすると南国感高すぎてテンション上がってしまいますよね。

6.ベトナム伝統のおみやげ

昔からおみやげ屋さんなどで売られているおみやげです。

とくにコロナ以降はたくさんの新しいおみやげが出てきていて、昔からのおみやげはかなり影が薄くなっています。

ヌクマムの小瓶セット

ベトナム在住14年にして気がついたホーチミンのおみやげ選び

ベトナムの魚醤はヌクマムといいます。発酵ソースですので、そこそこにおいがあります。

日本の醤油くらいの勢いで使われていて、ベトナム料理では欠かせない調味料です。

スーパーのヌクマムコーナーには産地や塩分濃度が違うさまざまなヌクマムが並んでいます。

このいろんなヌクマムが小瓶に入ったセットです。

家庭料理に使うと難しいと思うんですが、サムギョプサルみたいな豚バラ肉を焼いた物を付けて食べると手軽に美味しい調味料です。

お酒の小瓶セット

個人的にはお酒を飲まないため、かなり適当に買ってしまいました。

どういうものが入っていたかも覚えていませんが、ハノイウォッカ的な地元産のお酒だったと思います。

インスタントフォー

軽くて大量に買っても問題ないので買ってみましたが、かさばるために買わなくなりました。

インスタントフォーと言ってもレストランで食べるフォーとはけっこう麺もスープも違うんですが、おいしいものもあるんですよね。

インスタントおかゆ

インスタントフォーのかさばると言う欠点を補う、小袋タイプのおかゆです。

実はベトナムはおかゆ屋さんが多くて、鶏肉、鴨肉、イカなど海鮮だったり色んな種類のおかゆがあります。

味がついているので、お湯かけてすぐに美味しいと思ったんですが、受け取った人はみんな「なんで?」と言う表情でした。

きなこを固めたみたいなおかし

昔からあるおみやげおかしで、きなこみたいなものが1cm各くらいに固められたおかしです。

触るとだいたい壊れて、散らかってしまうので、食べ方にかなり工夫が必要で、お茶が必須になります。

半ドライフルーツ・ベトナム風

漬物っぽいフルーツです。

ベトナムでは旧正月のときなんかに食べたりするみたいですが、ベンタイン市場とかに常に売っています。

フルーツはいろいろな種類のものがあって、アプリコットとかの桃系だったり、金柑みたいな柑橘系もあります。

あんまり受けはよくなかったです。

メッシュサンダル

一時期日本で大流行したらしく、大量購入して持っていきました。

プラカゴ

あんまり記憶にはないんですが、小さなものを買っていったことがある気がします。

ベトナム在住14年にして気がついたホーチミンのおみやげ選び

最後に小道の中の飲食店、小さいテーブルが位置列に並んでいて、すぐ横をバイクが頻繁に通ります。

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さまざまなおみやげを試した結果、やっぱり定番のおみやげは安定した受けがあります。

おみやげはもらった人の納得感が大事ということが何度も、色んな方におみやげを渡してみてわかりました。

それでは、みなさんもおみやげを渡すときに参考にしてみてください。

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