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サパとは?気候、ベストシーズン、服装は?
サパ(Sapa)は中国との国境近くにあるラオカイ省の街で、ハノイから約300kmです。高原都市ダラットと同様、フランス人が多くの別荘を建て、避暑地として有名になりました。その後1954年、ベトナム軍とフランス軍によるディエンビエンフーの戦いで、フランス軍が敗れるとフランス人はこの地を去り、ほとんどのフランス風建築は破壊されました。今では一帯の峡谷の美しい景観を楽しむために世界中から多くの観光客が訪れています。夏はちょうど良い気温ですが雨が多く、冬は雪が降るほど寒く霧が多いため、秋(9-11月頃)に訪れることをお勧めします。特に9月頃は金色の稲穂が実った美しい棚田が見られます。服装は、夏でも涼しく夜は10度近くまで下がることもあるので、上着やセーターなどがあると良いでしょう。
サパへの行き方
ハノイからサパへの行き方は、電車やバスなどがあります。今回私達は高速バス「Sapa Express」を利用しました。中はこんな感じで
靴を脱いで乗ります。
wi-fi完備ですが山道を行くため接続が悪かったです。トイレもついていますが、往路のバスはトイレが使えず、冷や汗をかきました。22時にハノイを出発し、3時頃サパに到着。6時まで車内で過ごすことが可能です。値段は往復で24USD(約2,650円)でした。
サパ観光(1)晴れたらロープウェイでファンシーパン山へ
ファンシーパン山はインドシナ半島最高峰(3143m)の高さを誇ります。サパ駅からロープウェイとケーブルカーで山頂まで行くと、壮大な景色を楽しむことができます。ただ、晴れの日じゃないと視界が真っ白で何も見えなくなってしまう為、行くかどうかの見極めが難しいです。サパ観光(2)少数民族の里を訪れよう
ツアーに申し込むか、車をチャーターしサパ周辺の山中に点在する少数民族の村々を巡ります。私達は今回、駅前で声をかけてきたマイリンタクシーの運転手と交渉し、3つの村を周って貰えることになりました。行く先々で刺繍小物を熱心に勧められますが昔話の様な牧歌的な風景が楽しめます。
サパ観光(3)鮮やかな伝統衣装を着て村歩き
タフィン村、ラオチャイ村を訪れたのですが、一番楽しかったのがサパの街から最も近い黒モン族の村「カットカット村」でした!村の入口で伝統衣装をレンタルし、
村を散策していくのですが
所々に魅力的なフォトスポットがあり、じっくり周ると結構時間がかかります。
お土産屋さんやカフェなどもありました。
サパのおすすめグルメは?
サパには、周辺の肥沃な土地で採れた野菜を使う鍋料理屋がたくさんあり、中でもキノコ鍋が人気です。店先に焼き鳥がずらっと並べられています。
豚肉が特に美味しかったです。
サパ駅前の可愛い雑貨屋さん
サパには、雑貨好きにはたまらない仕立ての良い刺繍小物がたくさんあります。ホーチミンで売っているものもありますが、ホーチミンより安く買えます。駅前に「Lan Anh Shop(ラン・アン・ショップ)」という、お手頃価格でセンスの良いハンドメイドのお店を見つけました。最初何も買うつもりはなかったのですが、気づけばポーチやコースター、タペストリーやバッグなどたくさん購入してしまいました。
お店の名前:Lan Anh Shop/Tribal Handcraft
住所:021 Fansipan,Sapa,Lao Cai
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ホーチミンからは離れますが、北部ではまた南部と異なるベトナムの魅力を見つけられると思います。中長期滞在される方は是非行ってみて下さいね!
