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ベトナムコーヒー大国?実は“お茶大国” 深すぎる「26の茶葉」から選ぶ“ベトナム茶の旅”

ベトナムコーヒー大国?実は“お茶大国” 深すぎる「26の茶葉」から選ぶ“ベトナム茶の旅”

by LEE - ホーチミン観光情報ガイド編集部
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ベトナムといえばコーヒーの印象が強いけれど、実は「お茶」もかなり面白い。同じ“茶”でも、地域で好みが違って、産地ごとに代表的なお茶があって、淹れ方や保存にもちゃんとコツがある。

今回は、現地のティーブランドTrà Việt(Tra Viet)のワークショップに行き、さらに大好きになった「ベトナム茶の楽しみ方」をまとめました。この内容は、Vietnam Tea Masters Cup Champion, Ms Trần Thị Mộng Kiều(トラン・モン・キエウ)さんとTra Vietワークショップの内容を一部参考に書いています。

ある日ふらっと入ったTrà Việtは、お茶のショップであり、カフェでもあって、しかも“体験”ができる場所。そこで参加したワークショップが、思った以上に濃くて、静かに刺さりました。

そもそも「お茶」って何?

お茶は、基本的にチャノキ(Camellia sinensis)から作られる、すごく“純粋”な飲み物。同じ茶葉でも加工法が違うだけで、緑茶・烏龍・紅茶・プーアル…と、味の世界が広がる。

そして面白いのが、お茶は水の次に世界で2番目に飲まれている飲み物だということ。「ワインが西洋の味覚文化の象徴なら、東洋には茶がある」なるほどと思う。

ベトナム茶の小ネタ5つ

  • ベトナムは世界でも“茶の輸出国”としてよく名前が出る(年や集計方法で順位は揺れる)
  • ベトナムは古くからお茶を飲んできた文化圏
  • 世界でも古い“原生に近い茶の産地”がある
  • 西湖(Tây Hồ)の蓮茶は、特に珍重される存在
  • 地域で好みが違う(これがベトナム茶の一番おもしろいところ)

これらを知ると、いかにベトナムとお茶の歴史が深いのかがわかりますよね。

北(ハノイ)・中(フエ)・南(ホーチミン)で、お茶の飲み方が違う

ベトナムは縦に長い国。気候も文化も違うので、お茶のスタイルも変わる。

ハノイ(北部):緑茶&香り茶で、繊細に味わう

北部は緑茶を飲む文化が強い。ジャスミン茶や蓮茶みたいな“香り茶”も含めて、香りや余韻を静かに楽しむイメージ。

フエ(中部):所作や雰囲気も含めて「ゆっくり」

中部は、緑茶よりも生葉(フレッシュリーフ)のお茶を飲む、と紹介されています。フエは王朝文化の街なので、“お茶=時間をかけて整えるもの”という空気感が似合う。

ホーチミン(南部):香り茶・ブレンド、そして冷たいお茶もOK

南部は香りをつけたお茶/ブレンド茶が好まれる。街全体がカフェ文化なので、温かいお茶だけじゃなく、冷たいお茶(アイスティー)も自然に溶け込む。

お茶屋さんのカフェ Trà Việt(試飲とワークショップあり)

Trà Việtは、ギフトボックスがきれいに並ぶ「お茶の専門店」。カフェ併設で冷たいお茶もあって、試飲もできるから、観光客でも自然に入れる雰囲気。

ワークショップに参加する方は、アオザイを着て立ち寄って欲しい場所でもあります。

“買う前に味がわかる”って、お土産選びでは正義。お茶って当たり外れが怖いけど、ここはその不安を軽くしてくれます。

ワークショップで「へぇ…!」が止まらなかったこと

  1. 北・中・南で「飲み方の好み」が違う

    説明でいちばん面白かったのがこれ。ベトナムは縦に長いぶん、文化も気候も違う。

    • 北(ハノイ方面):緑茶寄り。香りも繊細に楽しむ
    • 中(フエ方面):落ち着いた飲み方。葉を使うお茶の話も出てきて、しっとり
    • 南(ホーチミン方面):香りをつけたお茶やブレンドも含めて、自由で日常的

    同じ国の中で“お茶のテンション”が違うのが、すごく良い。

  2. 「味わいのピラミッド」で飲み方が変わる

    ベトナム茶の楽しみ方

    香り → 味 → 口当たり(舌に残る質感) → 余韻

    普段って「味」だけで終わらせがち。でも、蓮の花茶みたいな香り茶は、余韻を楽しむこと。だそう。“ベトナム好きにはたまらない”楽しみ方ですね。

  3. 家で再現できる、ベトナム茶の淹れ方

    • 目安:茶葉8g(またはティーバッグ1つ)に対して水250ml
    • 水は一度沸かしてから、茶に合わせて温度を落とす
    • 沸かし直し(再沸騰)はしない(風味が落ちる)

    旅の体験を“帰国後も続けられる”のが嬉しい。

  4. 保存のコツは「湿気・匂い・光」から守る

    お茶は香りを吸いやすいから、キッチン周りに置きっぱなしはNG。乾燥・防臭・遮光・密閉を意識すると、最後の一袋までちゃんとおいしい。

まず結論:私のベストお土産は「16種類のボックス」

今回いちばん良かったのがこれ。16種類のお茶が詰まったボックスを買って、帰国後に一日一袋ずつ飲んでいくスタイルが最高でした。

旅行って、帰ってきた瞬間に終わっちゃうけど、この箱は“余韻”を16日分くれる。今日はジャスミン、明日はロータス、次は烏龍…って、カレンダーに小さな楽しみを置いていける感じ。お土産として強い。

選ぶならこのへん(味の方向性で迷子にならない)

Trà Việtは種類が多いので、選ぶときは「気分」で決めるのがおすすめ。

すっきり・王道(失敗しにくい)

  • Thái Nguyên(タイグエン緑茶)
  • Nõn Tôm(上品な緑茶系)
  • ジャスミン(Trà Lài)

香りでときめく(ベトナムっぽさ)

  • ロータス(Trà Sen)/Trà Sen Tây Hồ(西湖ロータス)
  • パンダン(Trà Sâm Dứa)

深くて大人(余韻が長い系)

  • Shan Tuyết(山雪茶/古樹系)
  • Hồng trà Hà Giang(ハザン紅茶)
  • Phổ Nhĩ(プーアル)

休みの日のリラックス枠

  • カモミール、レモングラス、ミント、ローズなどハーブ系

深掘り:Trà Việtの「コーヒー茶」が、ベトナムらしすぎる

メニューの中に、さらっと混ざってる“コーヒー茶”。これ、ベトナムのセンスが凝縮されてると思いました。

そもそも「コーヒー茶」って何?

“コーヒーをお茶として飲む”という発想には、いくつか流派があります(店や商品で違うことがある)。

  • コーヒーの果肉(カスカラ)を乾燥させて淹れるタイプ
    → ほんのり果実っぽく、ハーブティー寄りの表情が出ることが多い
  • コーヒーの葉を乾燥させて淹れるタイプ
    → 緑茶っぽい軽さに、ほのかなコーヒーの気配
  • 焙煎したコーヒーの要素を“浸け出し”で表現するタイプ
    → 抽出より柔らかく、香りの角が立ちにくい

まとめ:お茶は「旅の続き」

Trà Việtのワークショップでわかったのは、ベトナムのお茶って、味だけじゃなくて土地の空気と文化が入ってるってこと。

その国のお茶屋さんに寄り道する。その寄り道が、旅の輪郭をきれいにしてくれました。

特に、口当たりと余韻って、普段の私の飲み方だと見落としがち。意識するだけで、同じ一杯が“ちゃんと味わった一杯”になる。

旅の締めにちょうどいい。静かに整って、ちゃんと余韻が持ち帰れます。

住所と営業時間:

ホーチミン(HCMC)1区:19 Hai Trieu St., Ben Nghe Ward, District 1(07:00–22:00)

ホーチミン(HCMC)フーニャン区:44A Nguyen Van Troi St., Ward 15, Phu Nhuan District(07:00–22:00) ハノイ(バーディン区):34 Giang Van Minh St., Kim Ma Ward, Ba Dinh District(08:00–21:00)

ダナン(ハイチャウ区):6 Nai Nam St.(Lotteの4階), Hai Chau District(09:00–21:00)

行き方のコツ 基本はGrab(配車)で店名+住所入力が確実。

1区の「19 Hai Trieu」は、Bitexco(ビテクスコ)ビルの向かいです。階段を登ったところにあるので看板を見落とさないように。

この記事を書いた人

LEE - ホーチミン観光情報ガイド編集部 avatar

LEE - ホーチミン観光情報ガイド編集部

ベトナム雑貨や市場での掘り出し物探しが趣味で、現地ならではの魅力に触れるのが楽しみのひとつです。これまでに多数の現地取材を行い、スパ体験記事やホテルチェックを重ねてきました。記事では、実際に体験したヘッドマッサージやアロマ、マッサージを中心に、旅行者の方が安心して選べるスパ・マッサージ情報をわかりやすくお届けしています。ホーチミンで3人の子どもを育てながら、家族で楽しめる場所や大人がリラックスできるスポットを探して日々暮らしています。

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