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カフェ・ベト(Cà Phê Bệt):ホーチミン市の心に流れる素朴な旋律
活気あふれるホーチミン市(旧サイゴン)は、高層ビルやモダンなカフェが立ち並ぶ大都市です。しかし、その喧騒の真っ只中に、非常に素朴で開放的、そして「サイゴンっ子」らしい独特の文化が息づいています。それが、「カフェ・ベト(Cà Phê Bệt)」、すなわち「路上座り込みコーヒー」です。
1. 「ベト」 — 地面が最も心地よい椅子になる時
「ベト(Bệt)」という言葉は、ベトナム語で「地面に直接座る」ことを意味します。豪華な椅子もテーブルもありません。必要なのは、古新聞や段ボール一枚、そして美味しいコーヒーだけ。公園の木陰や歩道が、即席のカフェに早変わりします。
この文化の魅力は、何と言ってもその「自由さ」にあります。足を伸ばし、古い大樹に背を預け、隣のグループと何気ない会話を交わす。サイゴンの強い日差しの中でも、公園の緑が天然のエアコンとなり、心地よいひとときを提供してくれます。
2. カフェ・ベトの「聖地」
■ 統一会堂(旧大統領官邸)前の公園エリア
カフェ・ベトを語る上で欠かせないのが、統一会堂(Independence Palace)の正門前に広がる4月30日公園のエリアです。ここは、数千ドンのコーヒー一杯で「100万ドルの景色」を楽しめる場所として知られています。
「歴史的な統一会堂の威厳ある姿を眺めながら、古い大樹の下でコーヒーをすする。都会の喧騒と歴史の静寂が交差するこの場所は、週末の朝を過ごすのに最高の特等席です。」
■ ハントゥエン通りとノートルダム大聖堂周辺
学生や若者が最も多く集まるエリアです。古くからあるノートルダム大聖堂や中央郵便局といったフランス植民地時代の美しい建築物を背景に、活気ある会話が飛び交います。
■ タートルレイク(Hồ Con Rùa)
夜になると賑わうスポットで、コーヒーだけでなく、多くのストリートフードと共に夜の涼しさを楽しむ人々で溢れます。
3. シンプルながらも深い味わい
メニューは至ってシンプルです。プラスチックのカップに入れられた、ホーチミンの定番ドリンクが並びます。
- カフェ・スア・ダー: 濃厚なベトナムコーヒーに練乳とたっぷりの氷。
- バクシウ: ミルクが多めのコーヒー。若者に大人気。
- ピーチティー / レモンティー: 暑さを吹き飛ばす爽やかな一杯。
価格は一杯 15,000〜25,000ドン(約90〜150円) 程度と、非常にリーズナブルです。
4. コミュニティを結ぶ絆
カフェ・ベトは単に飲み物を飲む場所ではなく、人々が繋がる空間です。ネクタイを締めたオフィスワーカーも、Tシャツ姿の学生も、外国人観光客も、ここでは皆同じ地面に座り、平等な時間を共有します。時にはギターを持ち寄って歌い出す若者たちもおり、街全体が大きなリビングルームのような温かさに包まれます。
まとめ
外資系カフェチェーンが次々と進出する中で、カフェ・ベトは今もなお、サイゴンの自由で平和な象徴として残り続けています。もしホーチミン市を訪れる機会があれば、ぜひ一度地面に腰を下ろしてみてください。そこには、ゆっくりと、そして愛おしく流れる「もう一つのサイゴン」が見えるはずです。
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【おまけ】カフェ・ベトのお供に欠かせない定番スナック
| メニュー | 特徴 |
|---|---|
| バンチャン・トロン | ライスペーパーの和え物。酸味・辛味・甘味が絶妙なストリートフードの王様。 |
| カヴィエン・チェン | 魚のすり身などの揚げ物。屋台から漂う香ばしい匂いが食欲をそそります。 |
| マンゴー・プラム(塩唐辛子添え) | 酸っぱい果物を塩唐辛子につけて。おしゃべりのお供に最適です。 |
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