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ホーチミンの乾季まっただ中の2月。空気が澄み、夜でも過ごしやすいこの季節は、実は一年の中でも星空観察にとても適した時期です。今月は、豪華な冬の星座たちに加え、明るく輝く惑星が夕空と夜空を彩ります。
2月のホーチミンは「星空シーズン」!おすすめ観察タイム
日没後30分〜1時間:金星・土星・水星(西の空) 夜の早い時間〜深夜:冬の星座&木星(南〜南西の空) - 街明かりを避けたい人は、屋上・川沿い・公園など「空が広く見える場所」がおすすめ
🌌 南の空に広がる豪華な冬の星座たち
日が沈み、夜が深まると、南の空には日本の冬を代表する星座たちがずらりと並びます。オリオン座、こいぬ座、おおいぬ座など、明るい星が多く、星に詳しくなくても「きれい!」と感じやすいのが特徴です。
冬の星空の見どころ:オリオン座と冬の大三角
- ぱっと空を見上げると、
オリオン座の三ツ星 が目印になります 冬の大三角(シリウス・プロキオン・ベテルギウス) がはっきり分かります- 南国の空でも、冬の星空の豪華さを十分に味わえます
✨ ひときわ明るい「木星」—ふたご座の真ん中で王者の輝き
さらに、夜空でひときわ明るく輝くのが木星。先月より観望チャンスが続いています。木星は、星座を形作る星とは違い、白く安定した光で輝く(瞬かない)ため、初めての方でも見つけやすい惑星です。この時期、木星はふたご座の真ん中で太陽系最大の惑星、王者の風格を漂わせています。
- 木星までの距離は約6億km
- 望遠鏡をのぞくと、
赤褐色の縞 とその間の白い帯が見えます - 赤い目玉のような「
大赤班 」は地球の約3倍ほどの大きさ - 1610年にガリレオが発見した
4つの衛星 も観察できます
🪐 日没後の西の空に輝く「金星」と「土星」
2月の日没直後、西の空でまず目に入るのが金星です。金星は、これからが見頃になってくる天体です。その近くには、控えめながらも落ち着いた輝きを放つ土星も見えます。
見ごろ:日没後30分〜1時間 - 夕食前のちょっとした時間に、西の空をチェック
- 金星は強い輝きで目立つので「まず金星を探す」と見つけやすいです
⭐ 2月は貴重!「水星」が見やすいチャンス
観測が難しいことで知られる水星ですが、2月は注目です。2月20日に太陽から東側へ最も離れて見える状態になりますので、観測するチャンス!日没から30分くらいしたら、西の空の低いところ(高さ10度くらい)を探してみてください。
ポイント:日没から約30分後、西の空の低い位置(高さ10度くらい) - 双眼鏡があると、比較的簡単に見つけられます
- 水星は地球の内側を回るため「満ち欠け」します
- 望遠鏡のチャンスがあれば、
半月状に欠けた水星 も観察できるかも
🔭 星見をもっと快適にするコツ(ホーチミン版)
- 明るい街灯の真下を避け、
空が広く見える場所 へ移動する - 目が暗さに慣れるまで
5〜10分 、スマホ画面を見ない(見るなら暗め設定) - 双眼鏡があると、惑星や星の見つけやすさが一気に上がります
- 屋上観察のときは、風・足元・手すりなど安全第一で
☀️2月のホーチミンの天気・気候
2月のホーチミンは乾季のピークです。日差しは直線的で「刺す」ように強く、日中は体感でも暑さがはっきり分かります。いっぽう夜は日中より涼しくなり、外に出やすい時間帯になります。ただし室内の冷房は強めなので、外と中の温度差には注意が必要です。
- 「日中に歩くならノンラーがいちばん楽です。影ができるので体感が変わります」
- 「カフェやモールは冷房が強いです。薄い上着があるとよい」
- 日中は暑いので、自然が多く、日陰や風のあるメコン川クルーズを入れて、朝と夜は市内観光がおすすめです
🌠 もっと星空を楽しみたい方へ:観望会&イベント情報
ホーチミンでは、Saigon Astro Clubによるスターパーティ(望遠鏡を使った観望会)や、子どもから大人まで楽しめるプラネタリウムイベントも開催しています。星空の最新情報やイベントのお知らせは、以下のInstagramでチェックできます。
まとめ
南国ホーチミンの夜空でも、2月は「冬の星空の名場面」が楽しめます。旅の夜や、週末のひとときに、ぜひ空を見上げてみてください。そこには、昼間とはまったく違う、静かで広い宇宙が広がっています。

