~ペルセウス流星群と夏の星座たち~
ホーチミンを訪れるなら、ぜひ夜空も見上げてみてください。
8月の星空は、都会の灯りの上に広がるもう一つの世界です。
乾季に比べて雲が多い雨季のホーチミンですが、夜になると洗い流された空気で、
星空観察にぴったりの瞬間が訪れることも。
この8月、特に注目したい天文イベントがペルセウス座流星群。
一年で最も美しい流れ星に出会える、夏だけの贈りものです。
🌠🌠 8月13日がピーク!「ペルセウス座流星群」
ペルセウス座流星群は、毎年7月下旬から8月中旬にかけて活動する三大流星群のひとつ。
2025年のピークは8月13日未明〜明け方です。
その名のとおり、「ペルセウス座」から流れ星が飛び出すように見える流星群です。
ホーチミンでは、深夜から明け方にかけてペルセウス座が高く昇り、
条件がそろえば1時間に10〜20個の流星が見えることも。
また、放射点であるペルセウス座が昇っていない時間帯でも、
ペルセウス座から離れたところで流れ星が現れることがありますので、
見やすい時間に空全体を眺めていると、流れ星に出会えるかもしれません。
📌📌ワンポイントアドバイス:
コツは、空の一点に集中するのではなく、広く、ゆったりと見渡すこと。
流れ星はどこに現れるかわかりません。空全体に意識を広げることで、
思いがけず長く尾を引く「願いが叶いそうな流れ星」に出会えるかもしれません。
また、星をじっくり見るためには目が暗さに慣れるまで10〜15分かかると言われています。
星空を見るときは、スマホの光を一度消して、暗さに目が慣れるまで10分ほど待ちましょう。
そうすると、まるで星が一つ、また一つと、静かに浮かび上がってくるように見えてきます。
スマホの明かりを一度消して、静かな時間に身をゆだねてみてください。
星空は、急いで追いかけるものではなく、ゆっくり心を澄ませて待つことで見えてくる世界です。
8月のペルセウス座流星群のピーク!その本番前に…ちょっと特別な“星の予行練習”、してみませんか?
日本より過ごしやすい!?8月のホーチミン
8月のホーチミンは雨季の真っ最中。日中の最高気温は33〜35℃ほどですが、夕方や夜にはスコールの後に涼しい風が吹き、心地よい時間が流れることもあります。
湿度は高めですが、東京や大阪のムシムシとした「熱帯夜」と比べると、風が抜けるホーチミンの方が意外と快適に感じられるはずです。
ただし、スコールの際には突然の強風を伴うこともあるので、そんなときは無理をせず、近くのカフェや屋内に入って雨宿りをしましょう。
ホーチミンの雨は突然降り出してもすぐに止むのが特徴。雨が上がるのを待ちながら、ローカルドリンクでひと休みするのも、旅の楽しみのひとつです。
服装は「軽く・風通しよく・乾きやすく」
ホーチミンでは、汗をかいてもベタつかないリネン素材やコットンのゆったりした服がおすすめです。冷房が強い屋内に備えて、薄手の羽織りものが1枚あると安心です。風通しのいい服装を選び、夕方に出歩く際は市内は大丈夫ですが、メコン川など自然が多いところへ行く際は、必ず虫除けを持参しましょう。
足元は「歩きやすいサンダル一択!」
ホーチミン観光で絶対に外せないのが「歩きやすいサンダル」!
- スコール後の濡れた路面でもOK
- 通気性がよくてムレにくい
- 脱ぎ履きが楽なのでカフェや寺院にも入りやすい
そして何よりおしゃれなデザインが豊富!
クッション性のあるスポーツサンダルや、ベトナムローカルブランドのヌーディなフラットサンダルも人気です。日本の猛暑ではスニーカーでも足が蒸れますが、ホーチミンならサンダル一択でOK!
ベトナム旅行中の服装ルールにご注意!
観光や街歩きにはラフな服装でOKなホーチミンですが、場所によってはドレスコードがあります。気持ちよく過ごすためにも、以下のポイントをおさえておきましょう。
ルーフトップバーや高級レストラン
ホーチミンのおしゃれなルーフトップバーや高級レストランでは、短パンやビーチサンダルでは入店できないお店もあります。
たとえば、チルスカイバーやランドマーク81タワー内の「ブランクラウンジ」などでは、スマートカジュアルが基本スタイルです。
特に注意が必要なのは男性の服装。
襟付きシャツ、ロングパンツ、きれいめなスニーカーや革靴を選ぶのが無難です。
一方、女性は比較的柔軟で、上品なサンダルやワンピースなどであれば、ほとんどの店舗に入店できます。
ただし店舗によって規定が異なるため、事前にドレスコードをチェックしておくと安心です。
寺院・宗教施設
寺院や宗教施設を訪れる際は、肩や膝が出るような露出の高い服装は避けましょう。
ノースリーブやショートパンツはNGとされる場合が多く、現地の文化や信仰に敬意を払った服装が大切です。
おすすめは、薄手の長袖シャツや羽織りもの、ストールを持っていくこと。暑いホーチミンでも、これなら対応しやすく、観光にもぴったりです。
また、アオザイを着て寺院を訪れれば、失礼もなく写真映えも抜群。ベトナム文化を体感できる装いとして、現地でも好評です。