新型コロナウイルス(COVID-19)に関する2021年3月のベトナムの状況

2021年4月24日更新

新型コロナウイルス(COVID-19)に関する2021年3月のベトナムの状況

中国の湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)が、世界中で起こっており、ベトナムでも様々な対策がなされています。

この記事では、2021年3月末における新型コロナウイルスに関するトピックやニュースをまとめてご紹介していきます。

なお、こちらは2021年3月31日時点での情報となります。状況は変わっていくことが予想されますので、随時最新のニュースをチェックするようお願いします。

新型コロナウイルス・ベトナムの2020年の動向

新型コロナウイルス(COVID-19)に関する2021年3月のベトナムの状況

ベトナムでは、早い段階からかなり厳しいコロナ対策がとられ、世界でも有数のコロナ封じ込めに成功している国として称賛されています。

2020年の2月のテト(旧正月)明けあたりから、各種イベントの中止、感染が疑われている人の隔離、学校の休校、外国人への厳しい入国制限などが行われたため、世界各国で感染が広がる中で感染を抑え込み、4月から市中感染がない状態が99日続きました。

しかし7月、ベトナム中部の都市ダナンから「第二波」と呼ばれた動きが発生、市中感染が再発しました。しかしこの動きも比較的すぐ落ち着き、市中感染が無い状態が89日続きました。

さらに、11月末、ホーチミンでの久々の市中感染がこれも封じ込めに成功し、再び市中感染が無い状態が56日間続きました。

新型コロナウイルス・ベトナムの2021年1~2月の動向

新型コロナウイルス(COVID-19)に関する2021年3月のベトナムの状況

市中感染がしばらくなかったベトナムですが、今年1月末にハイズオン省とクアンニン省での集団感染が確認され、社会的隔離措置がはじまりました。この動きは、ホーチミンを含む他の省にも広がり、新規感染者が2月1日時点で計238人となりました。

2021年のテト正月は、故郷へ帰りづらい、また帰れなくなるベトナム人も多く現れました。鉄道チケット売り場ではキャンセルしたいお客さんが殺到し混乱する事態となりました。また、テト正月名物の花火を含む各種イベントの中止、ホーチミンの教育機関の休校措置の延長などの措置がとられました。

テト直前の2月9日から、市内の文化・スポーツ・娯楽活動を全て中止し、美容クリニック、カラオケ、ディスコ、大衆居酒屋(quan nhau)、バー、パブ、ビアクラブ、マッサージ、サウナ、インターネットカフェ、結婚式場、喫茶店、劇場、映画館、スポーツ、ヨガ、ジム、ビリヤードなど、全てのサービス施設の休業指示が出ました。

2月には、発生源となったハイズオン省で16日午前0時から最も厳しい社会的隔離措置が適用され、ハノイでは同じく16日午前0時より、市内の路上の飲食店やカフェの一時営業停止という措置がとられました。

こうした対策の結果、市中感染はおさまりつつあり、ホーチミンでは3月1日から教育機関が再開されるようになりました。

新型コロナウイルス・ベトナムの2021年3月の動向

新型コロナウイルス(COVID-19)に関する2021年3月のベトナムの状況

こうした取り組みにより、3月2日の発表では、1月27日以来1か月ぶりとなる市中感染者がゼロを達成しました。

第3波の震源地だったハイズオン省は、2月16日午前0時から適用していた最も厳しい社会的隔離措置を、3日午前0時に終了しました。また、1月末から休業していた東北部地方クアンニン省バンドン国際空港が3日午前6時より運用を再開するなど、日常が戻りつつありました。

しかし、3日午後、ハイズオン省で市中感染で陽性5人が新たに見つかりました。

さらに8日午後の発表で同省で市中感染1人、9日にまた同省で市中感染1人が新たに見つかりました。

そして12日午後から15日午前に同省で市中感染4人、17日同省で市中感染2人が見つかりました。

こうした事態をうけて、ハイズオン省共産党委員会は、同省で首相指示第19号/CT-TTgにもとづく感染予防措置を18日から3月31日まで適用することとしました。これは、祭りなどのイベントや宗教施設での儀式、公共の場に大人数で集まることの禁止、カラオケ、マッサージ、バー、ディスコなど不要不急のサービスの営業停止などの措置です。

こうした措置の結果、19日午後から24日午前まで、市中感染による新規感染者は出ませんでした。

しかし、保健省の25日午後と26日午前の発表によるとハイズオン省で市中感染による新型コロナウイルス陽性患者2人が新たに見つかったそうです。

まだ予断を許さない状況ですが、ハイズオン省は、4月1日午前0時から社会的隔離措置を終了しました。教育施設で登園・登校を再開され、2021~2022年度の高校入試は1週間遅れで実施されることとなりました。

新型コロナウイルス・ホーチミンの2021年3月の動向

 ホーチミン市人民委員会(市役所)は、 3月9日よりカラオケ、ディスコ、バーを除く全サービスの営業再開を許可しました。更に19日午後、カラオケとディスコ、バーについても営業再開を許可しました。

3月末のホーチミンは、コロナの影響をほとんどうけず、日常が戻りつつあります。

新型コロナウイルス・ベトナムのそのたのトピック

新型コロナウイルス(COVID-19)に関する2021年3月のベトナムの状況

 2020年11月、新型コロナウイルスの1342人目の感染者となったベトナム航空の客室乗務員が、自宅隔離中に外出して市中感染を引き起こすという事件がありました。この件について、ホーチミン市警察は人民検察院に書類を送致しました。

この客室乗務員は、日本からベトナムへ入国した後、隔離施設で隔離措置を受けていましたが、陰性判定が2回出たため自宅隔離となっていました。しかしこの間に自主隔離をせず、外食したり、大学で講義を受けたりし、結果、ベトナムで市中感染を再発させる事態となりました。

この行為の損害で44億VND(約2050万円)の費用が発生したとされており、起訴の結果が注目されています。

まとめ

以上、新型コロナウイルスに関するベトナムの2021年3月の動向をお伝えしました。今後も状況は変わっていくことが予想されますので、常に最新のニュースをチェックするようお願いします。

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