ホーチミンは年中温暖で旅行シーズンを通して人気の都市ですが、5月から11月頃の雨季は湿度が高く、食中毒が増える季節でもあります。また、12月から4月の乾季は気温が高くなり、ストリートフードのように路上で販売されている食べ物は食中毒のリスクがあります。せっかくの旅の途中でお腹を壊してしまったら、観光どころではありませんよね。ここでは、雨季のホーチミンで食事を安全に楽しむためのコツと、体調を崩したときの対処法をご紹介します。
食中毒の主な原因
ホーチミンで多く見られる食中毒の原因菌には、キャンピロバクター、サルモネラ菌、ジアルジアなどがあります。これらは、加熱不足の肉や卵、不衛生な水などを介して感染します。特に屋台やローカル食堂では衛生環境が日本と異なるため、観光客は注意が必要です。
安全に食を楽しむためのポイント
せっかくのベトナム旅行。フォー、生春巻き、バインミーなど、ローカルグルメを思いきり味わいたいですよね。でも、ちょっとした心がけで体調トラブルのリスクを大きく減らすことができます。
1. よく加熱された料理を選ぶ
生肉や生卵を使った料理は避け、しっかり火の通ったものを選びましょう。屋台では、目の前で調理しているお店を選ぶと安心です。
2. 生野菜と氷に注意
サラダや飲み物の氷は、水道水が使われている場合があります。ベトナムの伝統的なスイーツ「チェー」には、氷や生のフルーツ、ゼリー、豆や白玉が入っているものなどがありますが、ローカル市場や路上のお店では衛生面が心配です。衛生的なお店を選び、生野菜や氷は、ホテルや清潔なレストラン以外では控えましょう。
3. 手洗い・消毒をこまめに
手を介して感染するケースもあります。外出後や食事前には石けんで手を洗い、アルコールジェルを携帯しておくと安心です。
4. 水は必ずペットボトルを
水道水はそのまま飲まず、密封されたボトルウォーターを購入しましょう。歯磨きやうがいも、同様にボトルウォーターを使うのがおすすめです。
もし体調を崩してしまったら…
主な症状は、嘔吐・下痢・腹痛・発熱などです。軽症の場合は、水分をしっかり摂り、安静にして様子を見ましょう。脱水を防ぐため、経口補水液やスポーツドリンクを少しずつ飲むことが大切です。
ただし、以下のような場合は早めに医療機関を受診してください。
- 下痢・嘔吐が数日以上続く
- 高熱がある
- 血便が出る
- 水分が取れず、めまいや倦怠感がある
ラッフルズメディカルクリニックには、日本人医師と日本語スタッフが常駐しているので、旅行者も言葉の心配がなくご利用いただけます。
雨季も乾季も快適に!ホーチミン滞在のヒント
雨季は突然のスコールがある一方で、街の緑が美しく映える季節。乾季はカラッとした晴天が続き、観光や街歩きにぴったりです。どちらの季節も、衛生面に少し気をつけるだけで安心して滞在できます。旅の健康管理は「食べ物・水・手洗い」の3つが基本。安全対策を心がけながら、ホーチミンのグルメと文化を思いきり楽しんでください。
ラッフルズメディカルクリニック・ホーチミン市
外国人旅行者・駐在員に信頼される国際クリニック
- 📍 285B Dien Bien Phu Street, Xuan Hoa Ward, Ho Chi Minh City
- 🕒 診療時間:月〜金 8:00〜17:30/土曜 8:00〜12:00
- 🌐 公式サイトはこちら
- 👩⚕️ 日本人医師・日本語対応スタッフ常勤
- 💊 一般診療から感染症治療、健康相談まで幅広く対応
体調不良時も安心して受診できるホーチミンの頼れるクリニックです。旅行中に「おかしいな」と感じたら、無理をせず早めに相談しましょう。
