ベトナム旅行とインフルエンザ対策
海外旅行を計画するとき、多くの方が気になるのは観光地やグルメですが、健康管理も忘れてはいけません。特に、ホーチミンをはじめとするベトナムでは一年を通じてインフルエンザの流行が見られるため注意が必要です。ベトナム旅行中の体調不良や感染症は、せっかくの旅を台無しにしてしまうこともあります。
インフルエンザの症状
インフルエンザは一般的な風邪とは異なり、突然の高熱や全身のだるさ、頭痛、筋肉痛、喉の痛み、咳などの症状を伴います。主な症状は以下のとおりです。
- 発熱、悪寒
- 頭痛
- 筋肉痛、倦怠感
- 咳、喉の痛み
- 息切れ、呼吸困難
- 嘔吐や下痢(特に小児)
旅行中にこれらの症状が出ると観光を楽しめないだけでなく、帰国後に日本へインフルエンザを持ち込んでしまうリスクもあります。実際、日本に帰国後、ベトナムで感染したインフルエンザが原因となるケースも報告されています。
予防のためにできること
インフルエンザ予防の基本はワクチン接種です。渡航前に接種しておくことで、感染や重症化のリスクを大きく減らすことができます。特にお子さまや高齢者、持病のある方は重症化しやすいため、予防接種は最も有効な対策です。
ラッフルズメディカルクリニック(ホーチミン市)でも、2025/2026季節性インフルエンザワクチンをご用意しています。ただし、ワクチンの効果が現れるまでには約2週間かかりますので、日本からの渡航前に接種しておくことをおすすめします。
また、飛行機やバス、メトロなどの公共交通機関、大型ショッピングモールやローカル市場ではマスクを着用しましょう。屋外のローカル屋台やビアホイでは人との距離が近く、咳やくしゃみから飛沫感染する可能性があるため、なるべく距離をとって食事をすることを心がけてください。
あわせて、こまめな手洗い、うがい、十分な休養、バランスのとれた食事も予防に効果的です。
旅行中に体調を崩したら
ベトナム滞在中に熱や頭痛、体のだるさなどつらい症状が出た場合は、無理をせず早めに医療機関を受診してください。特に旅行者は、現地でどこに行けばよいか迷うことが多いため、信頼できるホーチミン市の医療クリニックを事前に確認しておくと安心です。
ラッフルズメディカルクリニックでは、日本語対応可能なスタッフと国際基準の医療サービスで、旅行者の皆さまの健康をサポートしています。
- 日本人医師・呼吸器内科医が常勤
- 日本語で安心してご相談可能
- 国際基準の医療サービス
まとめ
ベトナム旅行では、インフルエンザをはじめとする感染症への注意が欠かせません。渡航前のワクチン接種と、旅行中の予防対策を心がけることで、安心して旅を楽しむことができます。
旅行中に発熱や頭痛など体調不良があれば、迷わずラッフルズメディカルクリニック(ホーチミン市)へご相談ください。