ホーチミンではたこ焼きが大人気!一風変わった10個の具を食べてみた

2017年10月11日更新

シンチャオ!ホーチミン観光情報ガイドです。今回はホーチミンで現在流行中の"たこ焼き"について調査してみたいと思います。

大都会ホーチミンでは現在たこ焼きがブーム。この人気は1年くらい続いているようですが、まだまだ過ぎ去る気配はありません(ちなみにたこ焼きの前は韓国のトッポギの屋台が流行っていました)。

では、読者のみなさんに問題。「ベトナムで見かけるたこ焼きってどんなのか想像つきますか?」

タコが具で、青のり、かつおぶし、ソースにマヨネーズといった定番のたこ焼きを想像していたらアウト!

ということで、早速たこ焼き調査にホーチミン市内をぐるっと回ってみたいと思います!

検証1:若者の町10区へ

たこ焼きの屋台はだいたい早いところで15時過ぎくらいから営業をはじめます。最初に訪れたここは若者が集う10区。学生風の売り子さんに訊ねたところ、すぐ近くのスーバンハン大学の学生さんでした。日本語を勉強している過程で日本文化に触れ、そこでたこ焼き屋台を思いついたそうです。

鰹節がたっぷりと入っています。早速頼んだのは“Pho mai(フォーマイ)”。これは「チーズ」ですね。

値段は4個で2万5000ドン。日本円でおよそ125円!

つまようじではなく、竹串でいただきます!チーズのとろっとした食感が気持ちよく舌を撫でます。

う~ん、おいしいです!

読者「でもチーズはうちでもやってるよ」、「日本でもありきたり」

そんなお声が飛んできそうですね(汗)

ただ、言い訳するならばベトナムではたこ焼きと同じくチーズもまたブームの一つ。から揚げやサラダ、焼肉などいろんな料理にチーズを使っています。この前はチーズ+ミルクティーという異色の組み合わせもカフェで見ました。

まあ、最初はこんなもんでしょう(汗)

検証2:同じく10区で異色のカラー

先ほどのお店から少しだけ離れた場所にある小さな屋台。こちらも住所は10区。10区はベンタイン市場から2月3日通りを西へ進んだ先、5区チョロン(中華街)に行く道中、中間地点にある地区です。小学校から大学、総合病院まで近場に点在しているので、人口密度は高め。中間所得者層が暮らす住宅街がいくつもあります。

うん、うまく焼けていますね……。このたこ焼き器、どこで買ったんでしょうか。

普通に家電量販店で売っているのかな?

そんなことを考えながら5分ほど経過……。

店員が笑顔でたこ焼きを私に。

「おまたせしました!」と言われた気がしました♪

こちらが割ってみたたこ焼きの中身。ちょっとグロ……いや、なんかカラフルですね。よく見るとキャベツ、キュウリ、玉ねぎ、ニンジン、そしてチーズがミックスされています。

いざ実食!

もぐもぐ……うん、……なるほど、もぐもぐ……まあ、……だよね。

気になる味はですね。

微妙に失敗したお好み焼き?かな。

でも一生懸命作ってくれたんですもの。ちゃんと「おいしかったです、ありがとう♪」って言っておきましたよ!

検証3:5区。小さな子供が売る小さな屋台

こちらは5区のアンドゥオンブオン(An Duong Vuong)通り。旅行者にとって5区といえば、中華街のチョロンをイメージしがちですが、、、まあだいたい合ってます(笑)。屋台の場所は比較的1区寄りなので、まだ漢字の看板とか漢方のお店は見当たりません。

3種類目は「コーン」ですね。推定10歳くらいの小さな女の子が店番している屋台。ちなみに屋台で隠れていますが、隣にお母さん、後ろにお父さんがいます。

タコのみ、タコ+コーン、もしくはコーンのみが選べるようです。

ってか女の子がめっちゃめんこかったなー。

検証4:5区の中華街周辺

10区から5区のアンドゥオンブオン通り、そしてさらに奥へ行くと、そろそろ中華の香りがしてきます。中国漢字の看板も目立ちますし、お店のメニューもだいたい中国語が併記されています。

こちらは5区周辺エリアを根城にする若者の通りチャンフー(Tran Phu)通り。そこで見つけたたこ焼き屋台ですが、どうやらすぐ傍にある日本食レストランが経営しているようです。味に期待できますね。

かわいいたこ焼きフタ。でも中国語というのが外国っぽいですね。

フタを開けてみると…ほお、青のりではなく刻みのりがふんだんに振りかけられています。

ちなみに、私は生まれは千葉で育ちは神奈川のバリバリ関東っ子なのですが、あまり刻みのりがたこ焼きにかかっているシーンを見たことがありません。

関西人にとっては普通なのかな?

中身はノーマルスタンダードのタコ。食感は日本のより柔らかめ。ベトナムのタコってなんでこうも柔らかいんでしょうね。

ん?下に何か敷いてありますね。一体これは……おおっ、キャベツですっ!

なかなか小粋に演出をしてくれますね(笑)

最近お肌の荒れ具合が気になってきたので、食物繊維は超重要です!

検証5:3区の川沿い

5区以降は6区、11区、ビンチャン区とかなりローカルなエリアも調査しましたが、今回は見つけることができませんでした。日が暮れていささか危機感を感じた特派員の私!

そして、バイクで次に向かった先は3区です!

位置的には1区の上ですね。旅行者にとっては列車旅の出発地点であるサイゴン駅があることで知られているエリアですが、それ以外は住宅街が広がる下町風情漂う地区といったところ。サイゴン川の支流が蛇行するように町中に流れていて、川沿いでは男性陣が魚釣りをしているのんきな光景を見ることができます。

「こんな下町にたこ焼きはないか」と通り過ぎようとしたその時……おおっ、ありました! えらいぞ、私(笑)

これ何だかわかります?

すでに時間は20時を回っていて、屋台は暗がりなので写真がうまくとれなくてごめんなさい~。

よく分からないかと思うので答えを申し上げますと、「ホタテ」です。

南シナ海の海の幸がおいしいベトナムならではの具。

読者「うちも家でよくホタテを具に入れるよ」

いやー、やっぱりベトナムらしい……えっ?マジですか?

検証6:7区のめっちゃ下町エリアにて

7区ってフーミンフンと呼ばれるエリアが旅行者に人気ですね。在住者にとっても外国人居住区、コリアンタウンとして知られていますが、もともと7区は1区南方、犯罪めっちゃ多発地域。現在もフーミンフン以外はそんな感じ。雨季になると月2~4度くらいは通りが冠水して子供たちが水着を着てキャッキャしてますし、旧正月時期には決まって空き巣被害を映したニュースがやります。

この前は電柱に人が縛り付けられていて、「こいつ泥棒だ!」と上半身裸のおじさんが意気揚々と叫んでいました。

前置きが長くなりましたが、そんな場所で食べられるたこ焼きとは!

おおっ、これはまさに「エビ」。

しかもボールの中に詰まっていて食べごたえがあります。

ただ、なんでだろう……、ちょっとこう、なんか……あ~わかった。

エビがパッサパサ(笑)

あと、ソースに多分韓国味噌が混じってますね。味噌のようにかなり甘いので、なんか日本人の舌に合わない気がします。

でも、タコとくればエビはあって然るべき。6番目の具に入れておきましょう。

検証7:4区の川沿いにてめっちゃまずい具発見

1区と4区を分断するサイゴン川の支流沿いにて、なんだか若者が集まる屋台を発見しました!

特派員の私が行くと、「あんた日本人かい?じゃあ食べてきな、ね、ほら!」と恰幅の良いおばちゃん三人がお呼びになるではありませんか。

カメラを片手にいざ行ってみると、おお~たこ焼きやないか~。

でも、これってなに??

一見するとソーセージのようだけど……?

「これはHo Loだよ」

と察したおばちゃんがフォローを入れてくれました。

ホーロー(Ho Lo)はベトナムの屋台グルメの定番。丸いソーセージのようですが、酸味がある一風変わった味です。

これぞまさしくベトナム版たこ焼きですね!

読者「おおっ、これは日本にはないぞ」

そんな声がネットを通して聞こえてきた気がしました♪

また、こちらのたこ焼きは球状ではなく半円。ベトナムにはバインコッ(Banh Khot)と呼ばれる半円のたこ焼きみたいな料理があるので、それを真似ているのではないでしょうか。

そして気になるお味の方は。。

もぐもぐ……ん~、あー……コレわたし駄目だぁ。

なんかこう、ソーセージなんだけど、発酵しているような酸味があって、しかも熱が通っているから余計その酸味が強力になって……。

でももちろんすべてちゃーんといただきました!

おいしいかおいしくないかで答えるならば……、「めっちゃまずい」という判定です!

値段は4個で3万ドン(約150円)と相場より少し高め。半円なんだからその分値段下げろや、おっばちゃん!

検証8:さらに4区で発見

こちらは4区から7区へ行く道中で見つけたたこ焼き屋台。

正直特派員はそろそろお腹いっぱい。1日中たこ焼きを食べていたんですもの。。せっかく糖質ダイエットしていたのに(泣)

後ろのKFC、さらに後方にはピザハット。ベトナム人はアオザイを着るために食事に気を遣っているっていう記事を見たことがありますけど、それって絶対嘘です、間違いなく。

気を引き締めて8種類目の具へ。これはタコはタコでも、小さなタコが一匹丸ごと入っています!

メニューを見てみると、ベビータコって書いてあります。なるほど。

こちらも先ほどと同様ボールは半円。ボールに比べてタコの割合が大きいので、見栄えはこれまで見た中で一番いいかも。

この上に慣れ親しんだソースとマヨネーズをかけて、うん、味も想像通りでおいしいです。

検証9:見た目は正直0点なたこ焼き

4区と7区を回って1区に再び戻ってきました。こちらはグエンタイホック(Nguyen Thai Hoc)通り沿いにある日本料理店。日本の昭和の雰囲気漂うレトロなお店で、店頭でたこ焼きを焼いていました。

なにこれ……?

なんかちょっと……。

実はこれ、具ではなくソースに秘密があるんです。

たこ焼きに、というか箱全体に散っているこちらの気持ち悪いソースは「ピーナッツ味噌ソース」。しかも、味噌は韓国味噌なので、ピーナッツと相まって甘い仕上がり。

クレープならおいしいかもですが、たこ焼きとしては正直見た目0点、味20点。

わたくし特派員、少々お疲れ気味なので辛口採点でいかせてもらいます。

検証10:最後の締めはこちらの具で

最後の10種類目は1区と10区の間で見つけることができました。住所的には1区なのかな?よくわかりません。

通り沿いは交通量はそれほど多くなく、たこ焼き屋台の蛍光灯が一際目立っていました。

こちらも最初に訪れた屋台スタッフと同じくスーバンハン大学の日本語専攻の学生さんでした。

具は御覧の通り「魚肉ソーセージ」

読者「ソーセージなんてめっちゃ王道やん」

ふふふっ、実はベトナムの魚肉ソーセージはちょっと違うんですよね、これが。

ベトナムで一般に販売されているソーセージは「牛肉風味」と「豚肉風味」。これが匂いと味にクセがあるソーセージなんです。日本で食べる普通の魚肉ソーセージと思って一口食べたら、ふわあ~、と牛や豚の獣の匂いが口に広がるんです。

でもたこ焼きの具としてはかなりイケてる方だと思います!75点です!

さいごに

たこ焼きの調査を終えた丑三つ時の時刻(嘘です)。

本日を振り返って感じたことは、ベトナム人は外国の料理をベトナム料理風にアレンジするということ。

全体を見れば定番のタコが具の屋台が多いですが、御覧のようにベトナム人の舌にマッチするよう、調味料や具に工夫をしているお店が多々見受けられましたし、そういったお店は「当たれば人気が出る」ように感じます。

そんなこんなで、今回はホーチミン市内で売っているたこ焼きの具を検証してみました。

ヘンガップライ(またね)!

たこ焼き

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