ホーチミン市ではいくつかの区に分かれていますが、今回ご紹介する2区は特に欧米系の人たちの豪華な邸宅や学校が密集するエリアです。
そのため、最近では美味しいレストランやおしゃれなカフェやセンスの良い雑貨屋がたくさん出店し、2区がちょっとした観光スポットにもなりつつあります。
その2区に、筆者が何度も通っているイタリアンレストランの Pendolasco・Thao Dien (ペンドラスコ・タオディエン) があります。
大きなピザ窯とセンスの良い店内
入店すると、大きな釜が目に飛び込んできます。「あれでピザなど焼いたりするのかな?」なんて期待が膨らみながら中へ進むと、出迎えたスタッフから席はどこがいいか問いかけられます。
席は室内と屋外から選ぶことができますが、個人的には外が好きです。気温が高い日はやはり暑いのですが、先日ランチでお邪魔した時には屋外のこんなテーブルに座りました。
インディゴブルーのタイルをあしらったテーブルにグリーン系のチェア、ブラウンのランチョンマットの組み合わせがとてもおしゃれでした。
外れなし!オーソドックスなイタリアン
メニューのラインナップ自体は、オーソドックスなイタリア料理です。写真映えするような変わった見た目の料理はありません。
今まで何度もこのお店を利用していますが、いわゆる外れがありません。普通にどれも美味しい。
フォカッチャとグリッシーニ
まず、着席するなりパンが運ばれてきます。
筆者は、最初のお通し的なこれが好きです。
よくあるローズマリーのフォカッチャとグリッシーニですが、一緒に出てくるオリーブオイルといただくの好きでいつもすぐになくなってしまいます。
サラミピザにマッシュルームのトッピング (約2,300円)
ご覧のとおりジャンボサイズなので二人だととちょっと厳しいかもしれません。
カプレーゼ (約1,500円)
お馴染みのカプレーゼも、バルサミコ酢のポイントがおしゃれです。
ベトナムではなかなか見ないドライトマトも、甘みと酸味が凝縮されていて美味しい!それだけで、グラスワインを3杯ぐらい注文してしまいそうなほどでした。
ペペロンチーノ (約600円)
これも、もちもちのパスタにほどよいガーリック感がよい按配でした。
カラメルプリン (約400円)
もちろん、デザートもいくつかの種類があります。
ワインのボトルは、大体3,000円からです。奥にはワインセラーの部屋があり、ワインの種類が豊富です。
夕食で夜訪れるなら、大体一人4,000円~5,000円ぐらいが目安になるかと思われます。
フレンドリーでよくトレーニングされたスタッフ
ベトナムではよくあることですが、料理が出てくるのに時間がかかったり、逆に一度に全部の料理が出てきたり、やたらと早くお皿を提げたがったりといったこともこのお店ではまだ経験がありません。
高級店並とまでとはいかないですが、スタッフのサービスや距離感が適切で安定している印象。そういった安心感のあるレストランのため、筆者は日本からのお客様も頻繁にお連れします。
場所はホーチミンの中心地から車で15分と少し離れた場所にありますが、帰りはスタッフに頼めばタクシーも呼んでくれますよ。
こちらのイタリアンレストラン Pendolasco Thao Dien に、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか?
店舗情報
店名:Pendolasco Thao Dien (ペンドラスコ・タオディエン)
住所:36 Tong Huu Dinh St., Thao Dien, Dist.2
営業時間: 11:00~22:00
電話番号:028 6253 2828
