子どもの頃に映画の中で憧れたハロウィン。初めての体験から、ホーチミン市で見た本格的なハロウィンの盛り上がりまで。ベトナムで感じた「ハロウィンの今」をご紹介します。
🧡 映画で憧れたハロウィンと、初めての体験
トムとジェリー(写真:Pinterest)
私が観るディズニーアニメ(写真:Pinterest)
子どもの頃、ハロウィンといえば「トムとジェリー」やディズニー映画の中の世界でした。
魔女の帽子やかぼちゃのランタンを見て、「外国ではこんなに楽しいお祭りがあるんだ」と憧れていたのを覚えています。
ハロウィーンは学校や英語センターで祝われます。
初めてハロウィンを体験したのは13歳のとき。
英会話スクールで開かれた小さなパーティーに、両親にお願いして約12km離れた場所まで連れて行ってもらいました。
会場に入ると、ゾンビや妖精、魔女など、さまざまな仮装をした人たちでいっぱい。
音楽と笑顔に包まれた空間で、私は胸が高鳴りました。
🌃 ホーチミン市で見た“本格的なハロウィン”
グエンフエ歩行者通りでは、多くの人がモンスターや幽霊に扮してハロウィンを祝った。(写真:Vietnamnet)
大学生になった2020年、私は初めてホーチミン市で本格的なハロウィンを体験しました。
特にグエンフエ通り(Nguyễn Huệ Walking Street)では、若者たちが魔女やかぼちゃ、幽霊などに仮装して集まり、音楽と笑顔が溢れていました。
まるで街全体が一つのステージのようで、そのエネルギーにすっかり魅了されました。
👻 ハロウィンの起源と、ベトナムでの広がり
ハロウィンは、もともと古代ケルト人の「サウィン祭(Samhain)」が起源といわれています。
約2,000年前、現在のアイルランドやイギリスで行われていた収穫祭が、やがてアメリカに伝わり、世界的なイベントへと発展しました。
ベトナムでは、欧米ほど盛大ではないものの、年々人気が高まっています。
特にホーチミン市では、グエンフエ通り、ブイビエン通り(Bùi Viện)、スイティエン公園(Suối Tiên)、AEON Mallなど、多くの場所でハロウィンイベントが行われています。
仮装コンテストやライブ演奏、写真スポットなども増え、年々盛り上がりを見せています。
南国の街で感じた“ハロウィンの魔法”
西洋諸国ほど盛大ではありませんが、ホーチミン市のハロウィンは、親密感、喜び、そして活気をもたらします。
人々が一緒に写真を撮ったり笑ったりしているのを見て、お祭りの喜びはどの国でも共通言語なのだと実感しました。
これからもこの街で、毎年少しずつ変化していくハロウィンを楽しみにしています。
いつか日本の友人にも、ホーチミンのハロウィンを体験してもらいたいです。🎃✨
