ベトナム南部で大雨予報 ホーチミン市では最大110ミリの見込み
ベトナム政府公式Facebook「Thông tin Chính phủ(政府情報)」によると、南部各地で大雨と雷雨が予想されている。特にホーチミン市を含む地域では、10月28日午前1時から10月30日午前1時にかけて中〜大雨が降る見込みで、一部の地域では非常に激しい雨となる恐れがある。
予想される降雨量と影響地域
- ホーチミン市:雨量80〜110ミリの見込み
- ドンナイ省、ビンズオン省:雨量80〜100ミリ
- カントー市、ロンアン省、アンザン省などメコンデルタ地域:雨量90〜120ミリ
- 一部地域では短時間で強い雨が集中し、局地的な冠水が発生する可能性がある
ホーチミンの予想雨量について
ホーチミン市では、今回の雨で雨量が80〜110ミリに達する見込みとなっている。これは一日を通してまとまった雨が降る量であり、時間帯によってはスコールのような強い雨になる可能性がある。
もしこの雨量が短時間に集中した場合、道路が一時的に冠水し、場所によってはふくらはぎから膝程度の高さまで水がたまることもある。特に排水設備の整っていない地域や低地では、バイクや車の通行が困難になるおそれがある。
市民および旅行者への注意喚起
- 外出時には雨具を携帯し、強い雨が予想される時間帯の移動は避けることが望ましい。
- 冠水しやすい道路や低地には近づかないようにする。
- バイクでの移動は視界が悪化し滑りやすくなるため、十分な注意が必要。
- 必要に応じてレインコートや防水サンダルを利用し、足元の安全を確保する。
背景と気象の状況
この大雨は、季節的な雨季の終盤にあたる南部特有の気象条件に加え、南シナ海から流れ込む湿った空気の影響によるものとみられている。ベトナム気象水文局は、局地的な豪雨や雷雨の際には突風・停電などの二次被害にも注意するよう呼びかけている。
当局は、必要に応じて各地方自治体と連携し、冠水地域の交通整理や排水対応を進める方針としている。
情報元:ベトナム政府公式発表(Thông tin Chính phủ)
