子連れで楽しめる♪フーコック島とは

2023年5月16日更新

タイランド湾に位置するベトナム最大の島、フーコック島をご存知ですか?ベトナム人に人気のビーチリゾートでしたが最近は外国からのアクセスも増え、ますます開発も進んでいます。私が1歳の子どもを連れて訪れた経験を交え、フーコック島の魅力や過ごし方をご紹介いたします。

フーコック島とは

子連れで楽しめる♪フーコック島とは

ベトナムのギエンザン省に属する島です。地図で見るとベトナムよりもお隣カンボジアの方が近く、島の北部に行くとカンボジアとの国境が見えます。

残念ながら日本からの直行便はなく、ベトナム本土からだとホーチミン(所要時間1時間余り)かハノイ(同2時間余り)から毎日飛行機が出ています。

人口は10万人程度。ヌクマム(魚醤)の生産がベトナム国内で最も盛んで、年間600万リットルを生産。そのほか、コショウの生産も盛んです。最近では観光業に力を入れており、2017年の目標観光客数は180万人とのこと。オン・オフシーズンがあるとはいえ1日当たり約5,000人弱の計算になりますし、同じくらいの面積を有する兵庫県淡路島の観光客数が年間約1,200万人ですので、数字からもまだそんなに観光客も多くない印象を受けますね。

フーコック島の魅力や観光スポット

子連れで楽しめる♪フーコック島とは

なんといってもビーチです。有名なのは島の南東に位置するサオビーチ。綺麗に整備されたホテルのプライベートビーチで過ごすのもいいですよね。先述の通りまだ観光客の数も少ないので、きれいな海を目の前にした静かな砂浜でゆったりとした時間を過ごすことができるのが特徴です。日中泳いで過ごすだけではなく、サンセットがとっても綺麗!その他ヌクマム・コショウの生産現場や真珠工場の見学、渓流散策、市街地ユーンドンの市場や観光名所(お寺など)の見学、ナイトマーケットなどです。

是非食べていただきたい食べ物はシーフードです。

島に滞在中の移動はどうする?

子連れで楽しめる♪フーコック島とは

ホテルのシャトルバス以外はタクシーかバイクタクシーでの移動になります。タクシーはベトナム本土でも走っている、大手のマイリン(MAILINH)タクシーが安心です。ホテルのレセプションの方にお願いして、半日程度チャーターしてもらうよう運転手さんと交渉した日本人ファミリーもいました。タクシーでの移動中、現地住民の田舎風の家々を見ていると東京ディズニーランドのウエスタンリバー鉄道やジャングルクルーズに乗ったときの、少しタイムスリップをしたような気分になりました。しかし彼らも観光地の開発で立ち退きを余儀なくされているそうです。車から見える風景も数年すれば大きく変わっているのでしょうね。

子ども連れのフーコック旅行、何して過ごす?持ち物は?

子連れで楽しめる♪フーコック島とは

我が家は旅行先でゆっくり過ごしたい派です。そのためホテルのビーチを散策したり、ビーチを前にしたプールで泳いだりして過ごしました。もう自分だけで遊べる年齢のキッズ達なら、海で遊んでいる間に親はビーチでのんびり過ごすことができますね。

また、外国人向けのホテルが多く集まるロングビーチからは車で30~40分ほどかかりますが遊園地やサファリもあります。ホーチミンにある有名なサイゴン動物園のあのゆる~い感じを知ってしまっているホーチミン在住者としては、どうせフーコックのサファリもたいしたことがないだろうと正直舐めてかかっていたのですが、実際行くとお世辞抜きでサファリは1歳児連れでもとっても楽しめました。きゃー、ごめんなさい!サファリについては次回以降の記事で詳しくご紹介いたします。

子ども関連で必要な持ち物についてですが、サファリか遊園地に行く予定でまだ一人で十分歩けない年齢でしたらベビーカーを持参することをお勧めいたしますがそれ以外は基本的に抱っこ紐のみで十分です。泳ぐなら水着や浮き輪も必須ですが、念のため空気入れも自分で持参した方が安心です。また、食事は普段は大人のご飯を取り分けている小さなお子さんでもシーフードやベトナム料理など子どもにとっては口に合わない食べ物が多いため、パンやレトルトのおかずなどを持参すると役立つかもしれません。

以上、フーコック島の魅力や主な観光スポットの概要をご紹介いたしました。

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