【閉店】ファイブオイスターズレストランFive Oysters Restaurant

ホーチミンの1区中心には、タイのカオサン通りに次ぐ大規模バックパッカー街があります。ファングーラオと呼ばれているエリアで、朝から晩まで大きなリュックを背負ったバックパッカーたちが行き交っています。そのメインストリートであるブイビエン通り沿いに建つ「ファイブオイスター」は、新鮮な魚介にこだわったシーフードをベトナムスタイルで食べられる人気のレストランです。

世界が認めるシーフードベトナム料理レストラン

ファイブオイスターは2012年創業。オープン以来世界中の旅行客に愛され、注目されるようになりました。

例えば世界で最も人気の口コミサイトの「トリップアドバイザー」においても、2014-2015年度においてエクセレントの評価を受賞しています。

そのほか、ベトナムの飲食店の情報サイトである「シティパスガイド」でも取材記事が掲載されているほか、レストランのレビューが掲載の「オイ・ベトナム」、総合ニュースサイトの「ベトナムエクスプレス」でも続々と紹介されている人気店です。

トリップアドバイザー：https://www.tripadvisor.com/Restaurant_Review-g293925-d3377422-Reviews-Five_Oysters-Ho_Chi_Minh_City.html

フェイスブック：https://www.facebook.com/fiveoysters

シティパスガイド：https://www.citypassguide.com/en/travel/ho-chi-minh-city/food/blog/from-start-up-to-success-the-five-oysters-story

オイ・ベトナム：http://oivietnam.com/2015/08/restaurant-review-five-oysters/

口コミを紹介

「フレンドリーなスタッフにおいしい料理。どれもはずれはないファンタスティックな店だ」（サンディエゴ/アメリカ）

「安いのがいいね。特に生牡蠣はわさびをつけて食べるのがサイコーさ。なんたって1個1万ドンだよ。あとベトナム料理だと春巻きがおすすめだね」（シンガポール）

「どの料理も試してみるべきだね。どれもおいしくて、旅行中3度行ったよ」（マニラ/フィリピン）

「おいしい料理に申し分ない立地よ！バックパッカー通りだから普段味わえないスパイシーな香りを楽しむことができるの。その中でとるディナーは格別よ」（ロンドン/イギリス）

「何よりも値段が安いのがグレートね。シーフードは特においしいいの。塩グリルのエビはとってもラブリーよ」（スコットランド）

日中は静かなベトナムの午後を

日中のバックパッカー街はそれほど人の気配は多くありません。旅行者はみんな観光に出かけているからです。とはいってもファイブオイスターは日中も通しで営業中。

サンサンと照る日差しの中で、屋根付きのオープンエアで食べる食事は東南アジア情緒たっぷり。ベトナムにいることを実感することができます。日本人旅行者の中には小綺麗なレストランにベトナムらしさを感じる方もいますが、是非一度はこのような雑多な通りに面しているラフなレストランも体験してほしいところです。

オープンエアレストランが多いのは、かつて100年にもわたるフランス領インドシナ時代をおくったベトナムならではの名残。通り、店、雰囲気の端々でベトナムにどっぷりと浸かることができます。

夜は大盛り上がり

日中のランチも捨てがたいですが、やはりおすすめは夜。気温が下がって過ごしやすくなりますし、日中に観光に出ていたバックパッカーたちもそろって戻ってきます。

ブイビエン通り沿いの夜は深夜まで盛り上がります。道端にはプラスティックチェアが並び、ベトナム人も含めて多くの人たちがビールを傾けています。そのほかにも小さな明かりを灯して営業している雑貨店やカフェ、スポーツバーなど日本では決して見ることができないエキゾチックな風景が広がっています。

ベトナム旅行にに来たのだから、ベトナムらしい雰囲気を楽しみたいのは、外国人旅行者の共通する概念。ファイブオイスターのオーナーは、しっかりと旅行者の意向を汲んで、上階席には雨除けがついているルーフトップテラスのテーブル席を用意しています。

ホーチミンの夜風に吹かれて新鮮なシーフードとベトナム料理を頬張り、ビールやウォッカに酔いしれる。これ以上にないベトナムらしい時間をおくることができるはずです。

フレンドリーなスタッフたち

ファイブオイスターでサービスを提供してくれるスタッフたちは、みんながフレンドりー。来る客を漏れなく笑顔で対応してくれます。また、ここはバックパッカーエリアなので、客層はほぼ外国人。スタッフはそれに対応すべく、英語が流暢なのもうれしいところです。

人気の秘密は格安の値段と鮮度

ファイブオイスターはベトナム料理とシーフードが充実しているレストラン。シーフードもベトナムスタイルで食べることができます。

特に牡蠣は絶品。1個1万ドンという破格の値段。わさびにレモンをしぼって食べるのが最近のベトナムスタイル。そのほか、チーズをそえてグリルした牡蠣も美味。

海の町直送の海鮮

ファイブオイスターのオーナーはロンハイの出身。ロンハイはホーチミンから最も近い海の町ブンタウの近郊に位置する沿岸地域。素朴な町並みが残る港町で、オーナーは、そこで生まれ育ちました。

オイスターウォッカと呼ばれる飲み物。ウォッカの中に牡蠣のむき身が入る

幼少時代から毎日海を見てきたオーナーにとって、海産物の目利きはそれほど難しくはありません。そして、鮮度の高い獲れたての魚介料理を日ごろから食していたオーナーにとって、ホーチミンで食べるシーフードには若干の物足りなさを感じていました。

そこで、オーナーが一人でも多くのお客に本当においしいベトナムシーフードを食べてもらおうと考えたのが、この店のはじまり。

魚介はすべて産地直送で生きたまま店に仕入れるこだわりよう。そして腕利きのベトナム人によって仕立てられたシーフードはどれも海の幸を感じる味。

ブイビエン通りという外国人客が多い場所にオープンしたのは、「一人でも多くの外国人にベトナムのシーフードがおいしいことを知ってもらいたい」そういう想いから。だからこそ低価格。ベトナム現地の物価に合わせています。

ベトナム料理も一緒に

シーフードと同時に、やっぱりベトナム料理も欠かせません。パパイヤサラダやバインセオ、ベトナム風チャーハンなど、定番どころも揃えいています。

ベトナム南部名物のバインセオ。米粉を溶いてココナッツミルクを入れて、ターメリックで味付けをして焼き上げます。

海鮮や野菜、肉など具がたくさん入っているのが特徴で、ガイドブックではベトナム風お好み焼きと紹介されていますが、調理法も味も全く異なります。

ベトナムらしいひとときを楽しもう

ファイブオイスターはベトナムの古くから伝わる伝統建築を模して造られ、さらに店内の随所にベトナム骨董が配置されています。これもベトナムらしさを体感してほしいにくい演出の一つ。

味よし、雰囲気よし、シーフード美味し。そんなファイブオイスターに一度足を運んでみてください。