在住者が見たテト(旧正月)のホーチミン

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2023年5月15日更新

こんにちは。ホーチミンで日本語教師とライターをしている渋澤怜です。

2019年のテト(旧正月)は2月5日でした。

その前後に1~2週間程度ある休暇中、多くの日本人ベトナム在住者は、日本へ一時帰国するそうですが……

私はあえてホーチミンに残りました。

住んでから初めてのベトナムのテトを体験してみたかったからです。

というわけで、ホーチミンのローカル地区に住む私が見聞きした2019年テト前後の様子を報告します。

テトの前日には何もかも洗う

日本でいう大晦日にあたる2月4日、平日なのにやたら人がたくさん外に出ているなあ……と思ったら、皆、ありとあらゆるものを洗っていました。

屋台、バイク、シャッター……。

お隣さんは犬を洗っていました。

在住者が見たテト(旧正月)のホーチミン在住者が見たテト(旧正月)のホーチミン

ちなみにベトナムでは、テトは親戚一同で過ごす習慣があります。

そのため、いろんなホーチミン在住者から「みんな田舎に帰り、ホーチミンから人がいなくなる」と聞いていたのですが……。

住宅地である私の家付近は、むしろ人が増えていました。

テト数日前から毎晩宴会やカラオケでいつもより賑わうくらい。

爆竹、獅子舞、鐘の音

さて、大晦日はいつも通り23時頃眠った私ですが、24時頃に盛大な鐘や爆竹の音で目覚めました。

「テトになった瞬間に騒ぐのは中心街だけで、家の近所は静かだろう……」

と思っていましたが、予想外。なんでもない民家でも派手に祝うようです。

テレビで「ゆく年くる年」を観ながら静かに過ごす日本とはだいぶスタイルが違う……。

ちなみにこの爆竹らは正月明けにもたびたび耳にしました。

在住者が見たテト(旧正月)のホーチミン

正月から数日間は、道を歩くと、やけに道がキラキラしていました……

在住者が見たテト(旧正月)のホーチミン

炉端には昨日使われたと思われる、爆竹の残骸が……。

テトは皆赤い服を着る

さて、新年初日、窓を開けて正月の空気を吸おうと思ったら、

在住者が見たテト(旧正月)のホーチミン

外には異様に赤い服率の高い集団がいてビビりました。

「テト中はみんな赤い服を着る」とは聞いていましたが、まさかこれほどとは。

確かに街中の服屋さんのディスプレイも、テトの一ヶ月ほど前から異様な赤率でした。

在住者が見たテト(旧正月)のホーチミン

これはブルックスブラザーズのディスプレイ。

在住者が見たテト(旧正月)のホーチミン

これはH&Mのディスプレイ。

外国のブランドでも関係なく、ベトナムの習わしに従っていました。

テト名物・お年玉袋爆買い

テト期間の一ヶ月ほど前から、あらゆる店でお年玉袋が売り出されます。

日本のより派手で可愛い袋に魅せられた私は、使う予定もないのに爆買いしてしまいました。

在住者が見たテト(旧正月)のホーチミン

使う予定がないとはいえ、一時帰国で日本に戻った際に、家族へのお土産にする予定です。

お年玉袋は、テト中のベトナム土産としてかなり優秀だと思うので、テト前後にホーチミン観光をされる方はこちらの記事もぜひチェックしてみてください!↓↓↓

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