ベトナムに住んでみてはじめてわかる。日本の食材との違い・5選

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2023年5月15日更新

ベトナムに住んでみてはじめてわかる。日本の食材との違い・5選

ホーチミンに来たほとんどの旅行者は市場探索をすることでしょう。雑貨が並ぶベンタイン市場も魅力ですが、タイビン市場やビンタイ市場といった、現地人向けのローカル市場の雰囲気も是非味わってほしいところです。

市場を歩いていると、日本では見かけない野菜や果物をよく見かけます。また、日本でお馴染みであっても、ちょっと姿形が違う食材もちらほら見かけます。そこで初めて、「あー、この野菜の色形は世界共通じゃないんだ!」と分かるものです。これも一種の見聞を広めることになるでしょう。

ベトナムに黄色い「レモン」はない!

ベトナムに住んでみてはじめてわかる。日本の食材との違い・5選

日本でレモンといえば、黄色い紡錘形をしたのが一般的ですが、実は、これはベトナムにはありません。ベトナムでレモンといえば、黄色がかった緑色の円形のものを指します。また、レモンにもライム、カボス、タックとあり、ベトナム人は必要に応じて種類を使い分けています。

ちなみに、タックとはベトナム語ですが、これはどうしても日本語に置き換えられないもの。つまり、日本には流通していないレモンですね。よくカボスと表記されることもありますが、実際はカボスよりも一回り小さいサイズです。

ベトナムの「ニンニク」の実は小さい

ベトナムに住んでみてはじめてわかる。日本の食材との違い・5選

日本でも香味付けの食材としてよく利用される「ニンニク」。ベトナムでも必要不可欠の食材で、家庭には必ずネットで買ったニンニクの束があります。そのニンニクですが、最も使う頻度が高い料理は「ヌクマム」。すりつぶしたニンニクをヌクマムに入れて、砂糖とレモンで味をととのえます。

しかし、ニンニクは日本のと比べると二回りくらい小さく、皮が剥きづらいのが難点。味に変わりはありません。最近は輸入品で大きな実のニンニクが一部のスーパーで手に入ることができるようになり、これを見せると大抵のベトナム人は驚きます。

シャコのおいしさに気づく

ベトナムに住んでみてはじめてわかる。日本の食材との違い・5選

「シャコは海老として認めない」、「芋虫のようで気持ち悪い」と敬遠しがちの方も多いでしょう。ベトナムではシャコは一般的で、特に海に近い町では、よくシャコが早朝の市場に並びます。ホーチミンでもしばしば見かけますが、売れ残りのためサイズは小さく、調理したら食べられる身はごく僅か。おいしく食べたければ、ムイネーやニャチャン、ブンタウといった海の町に行きましょう。

そして気づかされます……。

「シャコってなんておいしいんだろう!」……と。

シャコは塩コショウと刻み唐辛子で焼くか茹でるかが一般的な調理方法。茹でた場合は、コショウとカボスをしぼったタレにつけて食べるといいでしょう。

食感は海老ですが、それとはまた違う風味、香ばしさがあり、一度食べたらやめられなくなります。ベトナム旅行の際は、是非シャコにトライしてみてください。

イチゴは日本が世界一!

ベトナムに住んでみてはじめてわかる。日本の食材との違い・5選

ベトナムでは、中南部高原地帯のダラットでイチゴが栽培されています。ダラットで作ったイチゴは、ベトナム全国主要都市に運ばれ、スーパーや市場、露店で売られるようになります。しかし、どんなところで食べても、正直日本のイチゴに食べなれている日本人からしたら、すべてがおいしさに欠けます。甘味は少なく、酸味が多く、形もいびつで見た目もちょっと……。

ベトナムのイチゴを一口頬張れば、日本のイチゴが圧勝ということが分かるでしょう。

泥ガニは殻まで食べられる

ベトナムに住んでみてはじめてわかる。日本の食材との違い・5選

日本で食べられるカニといえば、タラバガニやズワイガニ、ワタリガニが定番ですね。どれも大振りのカニで、ずっしりとした身は食べごたえがあります。一方、ベトナムで食べられるカニは、泥ガニと呼ばれる体長20cmほどの小さなカニが一般的です。

泥ガニは身は小さいですが、調理法によっては殻まで食べられるのが魅力。例えば、塩コショウで焼き上げた泥カニは、塩気が強いですが殻まで食べることができます。ぱりぱりと香ばしい風味を飛ばし、口と鼻で感じながらベトナムの幸を頬張ることができます。

一方、茹でた泥ガニは、殻は固くて食べるに適しませんが、甲羅を開いたら、そこにはびっしりとカニ味噌がついていて、これが非常に美味。

どちらを選ぶかは、旅行者のお好み次第といったところ。

食材はすべて量り売り

ベトナムに住んでみてはじめてわかる。日本の食材との違い・5選

市場で買うにも、食堂で魚介をオーダーするにも、基本は量り売りとなります。

野菜は袋につめて、計りにのせて重さをはかります。

食堂やレストランで魚介を注文するときも同様で、基本はマーケットプライス。オーダーする際に、スタッフに値段を訊ねます。ただし、kg単位の値段を言われても量は想像つきにくいものです。その場合は、「それって何匹よ?」と単純に質問すればいいでしょう。カニであれが、1kgでおよそ2匹食べることができるでしょう。

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